トラブルを防ぐためにやっておきたい冷却改善

製造プロセスでは熱が発生することもあり、それを効率よく冷却することができないとトラブルの原因にもなりかねません。装置を安定して稼働させ寿命を伸ばすためにも、適切な冷却改善が必要です。

冷却改善の手順としては設備の配管図を確認することです。まずどこに何があるのかを把握し、それらのつながり方を理解することでトラブルになりそうな箇所が見えてきます。その上で原因を突き止めて対策を施すと効果的です。

具体的には熱源を特定することです。設備の中でもどの部分が最も多くの熱を発生しているのか見極めると、冷却改善を重点的に行うべき場所が分かります。対策はその設備の熱の発生量によっても使い分けるようにしてください。さらに設備周囲の気温なども把握しておくと、より正確に熱量を計算できるようになります。